月別アーカイブ: 2015年5月

マーケティングなんてクソ食らえ!もう古臭いんだよね

今回はマーケティング の話。

先日、通信販売である商品のお試しセットを購入した。セットにはその商品たちだけでなく、おまけやカタログ、説明書がわんさと付いてきた。そして、そのお試しセットを購入した5日後ぐらいに、今度は封書が送られてきた。お客様の声、割引クーポン、お試しセットはいかがでしたかの手紙、そして新規注文のはがき。

マーケティング手法が結集したお試しセット

マーケティング手法が結集したお試しセット

うーん、心遣い、タイミング、説得力、丁寧さ、ここまでやれば100点をあげたくなってしまうほどの見事な”マーケティング”戦術だ。でも、ちょっとひねくれた自分としては「マーケティングって何だろう?」とも思ってしまう。それは当然、お客様に忘れないでもらう、どれだけその商品がよいかを十分に伝える、次の注文へのアシストなど、その必要性には枚挙に暇がない。でも、一方で、「そこまで金と手間をかけるんだったら、製品開発にもっと力を入れたらいいんじゃないの?」とも思ってしまう。

世の中にはマーケティング”の力で、売れ続けている商品がいっぱいある。大手食品メーカーの商品などは、本当は誰にでも作れるものがいっぱいあるのに、なんだかわからない作られたイメージでそれが良いもの、美味しいものだと思わされてしまっている。それは、毎日毎日テレビやラジオ、新聞で広告を流し続けることによる顧客の洗脳、いわゆるブランディングの成せる業だ。もし、こうしたマーケティング手法を行わず、商品力とその口コミだけで勝負しているのならば、おそらく社会は全く違うモノでできているのかもしれない。

モノを売っていくうえで様々な手法はあるだろうが、モノを作っている以上はやっぱり先ず商品自体が優れていて、口コミでそれが広がっていくというのが一番望ましい。プロポリスにしても然り。あまりにも マーケティング 手法が洗練されていると、むしろ商品力がないのではないかと穿った見方さえしてしまう。それに昨今、どの会社もマーケティング、マーケティングと馬鹿の一つ覚えのようにマーケティングに走るので、結局やることが皆似たようなことになってしまい、お客さんたちにもたちまち飽きられ見透かされてしまっているのではないか。

むしろ、最近広がっているSNSで、人々が勝手に好き嫌いを書いたり、評価したもの(これは決してカタログに入っている業者によって作られた「お客様の声」ではない)が社会のコンセンサスとして定着しつつあるから、これに任せてしまえばいいと思う。まあ、これを新しいマーケティング(インバウンドマーケティング)という人もいるが、それなら今までのマーケティングなんてマーケティングと呼ぶこと自体やめて欲しい。SNSは、ヤラセや誹謗中傷の類も出てきそうだが、お客様が本当に書いた意見こそが本当のことなのだから、これを最も大切にするのが当たり前だと思う。

ということで、過剰なマーケティングや勧誘はしないし、する気もない。それだからお前の商品はそっけも色気もないと言われてしまいそうだが、そんな色気に時間を割くより、やっぱりいい商品を探したり作ったりする方が自分に合っている。

このブログを書いた3日後にこんな話を読んで、やっぱりそうでしょ?と思ったので載せてみました。ご参考までに。
参考文献:朝日新聞DIGITAL「糸井重里さん、コピーライターやめました 売れるを語る」
http://www.asahi.com/articles/ASH5S7HTTH5PULFA030.html
(2015年5月25日アクセス、2016年12月7日時点で公開時期を終えて、削除されていました)

プロポリスの動向 – 機能性表示と原料の高騰について

プロポリスの動向 -その1:プロポリスの機能性表示

プロポリス特集記事

プロポリス特集


5月6日の業界紙、健康産業新聞にプロポリスが特集されていた。プロポリスは健康食品の中でも、長い食経験による安全性があり、長年にわたる研究で多くのエビデンスも蓄積されているので、機能性表示についても多くの効果が期待されているらしい。研究内容は多岐にわたり、長年にわたって研究されてきた抗腫瘍作用、抗酸化作用、免疫賦活作用、中性脂肪抑制、総コレステロール低減、抗ウィルス、美肌、花粉症などのアレルギー対策、アルツハイマー予防、糖尿病予防など枚挙に暇がない。ただ、これらを謳うには、十分な臨床データか、もしくは信憑性のある学術論文が揃っていないと許可はされないので、資金的に余裕のある大手しかクリアできないハードルに見えるが、プロポリスの業界各社が集まる日本プロポリス協議会では団体として機能性表示の申請をしようという動きも活発になっているらしい。これなら、参加団体は費用頭割りになるから、現実的に対応できるようになるだろう。ただ、当社のスタンスとしては、既に多くの方がプロポリスについて熟知していることを前提に販売しているので、いまさら「抗酸化です!」なんて謳っても拍子抜けしてしまうのではないかという感覚もあり、まだ様子見というところ。

プロポリスの動向 -その2:プロポリスの原料市場

プロポリスの原塊

プロポリスの原塊


また、この新聞では、近年、ブラジル産のプロポリスが中国、韓国、インドの富裕層によって買い占められていると書かれていたが、私がブラジルの知り合いから聞いた話ではこの奪い合いは既にピークを過ぎているという。というのも、いくらブラジルの農村に直接乗り込んで行って現金でグリーンプロポリスを買い付けたとしても、ニセモノを買わされたり(日本の業者もかなりやられたらしい)、またいくらブラジル産の原塊を買ってきたとしても、その後加工する技術が悪いので、結局日本で作られているプロポリスに人気が集まってしまうという話だった。だから、今後プロポリスが高騰して、入手も不可能になるということはなさそうだ。但し、色を加えたり、裏技を使ってアルテピリンCの値を高めたりするブラジルの業者はなくならないので、それに騙される日本のメーカーは後を絶たないだろう。

以前にも増して多くの人に注目されるようになったプロポリスだが、変わったのは周囲の人の目やルールだけで、プロポリスそのものは何千年も全く変わらない。色々な狂騒に惑わされることなく、これからも今まで通り「プロポリスの伝道師」としてプロポリスを広めていくだけである。

参考文献:
健康産業新聞」2015年5日6日- 特集プロポリス

検索順位協奏曲-トホホなインターネットの世界

検索順位は全てGoogleが支配する時代

検索順位は全てGoogleが支配する時代

検索順位ってどうやって決まる?

インターネットで何らかのキーワードで検索したときに上から出てくる順番を検索順位といいますが、この順番がどうやって決まっているかご存知ですか?多くの方がこの検索順位はクリックされた数が多い順番だと思っていらっしゃいますが、実は全く関係ないのです。そもそも、この検索結果を表示する検索エンジンは誰が運営しているかといえば、今はもう殆どがGoogleYahoo!Bingだけになってしまいました。昔は、InfoseekとかLycos, Altavista, Excite、日本のオリジナルでは千里眼などの検索エンジンが百花繚乱のようににぎわっていましたが、買収やサービス中止を繰り返した後、ほぼ現在の3つに淘汰されてしまいました。それもYahoo!は独自の検索エンジンを使っておらず、Googleに依拠しているので、その結果はGoogleと同じという体たらくです。つまり、こうした検索順位表示は、ほとんどGoogleの考え方によって決まるという時代になってしまったのです。

Googleが独占する検索順位の世界

ただ、Googleが万人に受け入れられる検索順位を表示をしているのならともかく、その表示されている順番を決定する本当に大事な部分は公開されず、もっぱらホームページを運営するサイトはGoogleが公開しているガイドラインに沿ってホームページ作りをしていれば 検索順位 はそこそこ上に来るという状況なのです。それも、その順位表示を決定するアルゴリズム(理論)は時代と共に変化するので、それによって左右される各社は表示される順位によって売上が大きく左右されるので長年にわたって苦慮し、頭を悩ませてきました。

Googleは今でこそ、その言葉(キーワード)を入力した際に最も多くの人が利便性を感じるサイトが上に来ると言っていますが、昔はただひたすらそのページにそのキーワードがたくさん書かれているサイトが上位に表示されたものでした。たとえば、このサイトはプロポリスの販売サイトですから、プロポリスという言葉が6%以上書かれているとか、プロポリスに関する情報が多ければ多いほど上位表示されたのです。それだけでなく、見えないくらいに小さくキーワードを詰め込んだサイトや、その文字が見えないような細工をして詰め込んだ裏技などが横行しました。

さらに、上位表示されるもう一つの条件として外部リンクというものがあります。これは、よい情報が集まっているサイトであればあるほど、外から多くのリンクが貼られるものだという考えに沿ったものです。確かに、良いサイトは参考情報のソースとして他のサイトからもリンクを貼られていたことは確かなのですが、自分のサイトの良し悪しとは関係なく、リンクが多ければ上位表示をするという仕組みの盲点をついたビジネスが大人気となりました。外部リンク5,000本で20万円とか、1万本で50万円とか。これは、自然に貼られるリンクとは違って、お金を払うことでリンクが貼られるわけですから、その際との良し悪しは全く問われません。たちまち、内容がどうでもよいようなサイトが上位に表示されるような事態があちこちで発生していました。当初からGoogle及び他の検索エンジンも外部リンクの売買禁止を謳って、それを見つけた場合は、検索順位を大きく落としたり、酷い場合は永遠に検索にひっかからないようなペナルティを科しました。ただ、リンクが自然に貼られたものか、買ったものかの判定が難しいなど、様々な理由があって、このペナルティーが本当に厳しくなり、外部リンクの意味自体がかなり薄くなったのはここ2年ぐらいのことです。だから、背に腹は替えられずと、2000年前後からビジネスをスタートしているサイトの殆どが、何らかの形で外部リンクを増やそうとしのぎを削っていました。

現在のGoogleのガイドラインは、

  • ユーザーの利便性を最優先してページを作る
  • ユーザーをだますことはしない
  • “検索順位”を上げるために不正行為をしない
  • サイトに独自性や価値を持たせ、他のサイトと差別化する

というものになっています。今まで、いろいろ行われていた上位表示の裏技がありましたが、それが全て意味のないものどころか、大きく順位を下げるペナルティーの対象となったのです。多くの企業が大きな政策転換を迫られ、それが上手くいったところが生き残っているということなのです。このガイドラインは、今までGoogleが経験したことを全て織り込んだ最も検索した人にとって利便性の高いものとなっていると思われます。但し、インチキをしないことは当たり前として、ユーザーの利便性を高める、独自性を持たせるという表現はかなり曖昧であり、ページを作る制作者からすると、またさらに頭を悩ませる内容となっているのです。

放っておくと一人勝ちだらけになるインターネットの世界

いつの時代でも、何においても1位を目指せば目指すほど、困難や問題にぶつかります。今まで、インターネットの世界は、企業規模や投資金額とは関係なく、個人でも大きな会社に太刀打ちできる独自性が魅力でした。ところが、Googleが示すガイドラインが一般的になればなるほど、大きな資金を投入し、人手をかけて作る大手企業のサイトの方がより優位性を示すようになるでしょう。例えば、ページの多さや、自然に貼られたリンクの多さで考えても、大企業に個人が勝てるわけがありません。これも、インターネットが成熟していく過程での自然な流れだと言われると仕方がありませんが、なんとなく複雑な気持ちです。インターネットの世界では1位だけが生き残るとよく言われてきました。まさに、検索エンジンではもうそれが達成されたかのようなGoogleの勢いです。ネット企業ではいち早くAmazonが巨人になりましたが、各業界で一人勝ちが今後もっと増えていくことでしょう。それがいいのか悪いのか、インターネットの世界はよくも悪くも、飲み込まれたら誰もその流れに逆らえない大渦のようです。その負の破壊力や影響力を軽減するためにも、完全に一人勝ちが達成されないような仕組みつくりというのも、今後のインターネットの世界では導入されるんじゃないかとふと思ったりもするのでした。