月別アーカイブ: 2014年12月

良い香りがするプロポリス入り石鹸の作り方

プロポリスのニオイがダメという人でも使える、プロポリス入り石鹸

プロポリス入り石鹸

プロポリス入り石鹸

よい香りがする、はちみつプロポリス蜜ロウ石鹸の作り方。プロポリス入り石鹸を作りたいけれども、ニオイが嫌という方にはプロポリス臭のほとんどしない、ローズウォーターや植物の香りのする石鹸がおススメです。

【成分】(配合量)
180 蜜ロウ
80 ミルクタイプの石鹸
50 ローズウォーター
20 はちみつ
30 アーモンドオイル(市販でいろいろなものがあります)
1 プロポリス抽出液

容器に蜂ロウを溶かし、細かく砕いた石鹸をゆっくりと加えてください。かき混ぜながら、熱いロウの混合物を取り除き、アーモンドオイル、ローズウォーター、プロポリス抽出液を別のポットでゆっくりと400℃まで暖めます。ローズウォーターは他の好きな香水と替えてもかまいません。ロウと石鹸の混合物がローズウォーターの液体と同じ温度になったら、それらの2つの液体を合わせてかき混ぜてください。完全に冷める前に、はちみつを入れてかき混ぜます。次に、それを(ミネラルまたは野菜の)オイルを塗った型に流し込みます。石鹸が固まるまでは少し時間がかかります。ちりやほこりがかぶることを防ぐために石鹸の上に軽くカバーをかけますが、石鹸が固まるときに石鹸の水分が蒸発することを継続させるために、ぴったり密封したり、カートンの中にあるラベルや箱を取り除いたり、紙でラップをしないでください。もし、仕上がった石鹸の色や形が気に入ったものならば、透明なプラスチックに入れて封をしてもいいかもしれません。

前のプロポリス石鹸と比べると、プロポリスの配合量が極端に少なくなるので、バラの香りで殆どプロポリスのニオイが気にならないでしょう。だから、プロポリス入り石鹸。その一方、蜜ロウの量はかなり多いようです。これにより、石鹸の溶け崩れを防ぎ、型に入れる時間も短くするためと言われています。石鹸を作るには、それなりの設備を整える必要があることと、少し危険なことが難点です。

参考文献: VALUE-ADDED PRODUCTS FROM BEEKEEPING… by FAO
http://www.fao.org/docrep/w0076e/w0076e24.htm
(2014/12/25アクセス)

プロポリス石鹸の作り方

海外では一般的なプロポリス石鹸

海外では一般的なプロポリス石鹸

海外では一般的なプロポリス石鹸

プロポリスは日本でようやく一般的になってきましたが、海外では昔から様々な方法で利用されてきました。飲用だけでなく、石鹸やシャンプー、日焼け止めクリームなどに添加されることもめずらしくはありません。プロポリスを使ったこれらの美容関連製品の作り方がFAO(国連食料農業機関)でも公開されていましたので、解説を加えながら少しずつ紹介していきたいと思います。

先ずは海外ではよく利用されている石鹸の作り方からです。石鹸にも色々なタイプがありますが、今回は一般的な蜂ロウ石鹸の作り方です。石鹸にプロポリスを添加するととても灰色がかった色を呈します。

【成分】(配合量)
72 動物性油脂(一般的には豚脂の方が多いようです)
36 水
24 植物油
12 灰汁(水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウム)
9 蜜ロウ
1 シトロネラ油
0.25 レモン油(お好みで)
6 はちみつ(お好みで)
5 – 10 固形分10%程度のプロポリス抽出液(お好みで)

水と蜜ロウを混ぜ、植物油と一緒にかき混ぜてください。別の容器で、動物性油脂を溶かして正しい量を計ります。灰汁片を冷水に溶かし、しっかりと灰汁溶液と溶けた動物性油脂を混ぜ合わせて、少しずつ蜜ロウ-植物油を混ぜたものを加えましょう。完全に混ざりきるまで攪拌を続けてください。
必要に応じて、はちみつ、プロポリス抽出物、シトロネラ油とレモン油または他エッセンシャル・オイル(バラ色、ビャクダンまたはラベンダー)を加えて、最後に油を塗った型に入れてください。石鹸の形になり、堅くなるためには時間がかかります。また、ゴミが混入しないように注意してください。

比率として動物性油脂の比率が高いのですが、これは動物性の方が酸化しにくく、常温で固形を維持でき、さらに泡立ちがよいことから、好まれるようです。プロポリスの抽出液はあまり濃いと匂いがきつかったり、あわ立ちが減ったりするので加減が大切ですね。

参考文献: VALUE-ADDED PRODUCTS FROM BEEKEEPING… by FAO
http://www.fao.org/docrep/w0076e/w0076e24.htm
(2014/12/24アクセス)

遠い灯、近い灯、機能性表示

アメリカとは大違いの機能性表示

先月プロポリス協議会主催のセミナーで、大阪大学の森下教授がプロポリスの機能性表示は十分可能とコメントしていたことが先月の健康産業新聞に載っていました。これは関与成分の明示とその作用機序などいくつかのクリアしなければならない点はあるにせよ、プロポリスは十分に機能性を表示できるというものです。

機能性表示の要件の一つに、詳細な臨床データを提出するか、システマティックレビューを提示するかの必要性があり、前者は多大なコストや臨床データに十分な健常者のデータが取れにくいという問題がある一方、後者は求められる査読付き論文の基準が高すぎて殆どの資料が有効と判定されないか、またはその内容を否定するような論文が他に見つかった場合でもその資料が無効となるという問題があり、殆どの企業が機能性表示は夢のまた夢と考え始めています。この難しいハードルを越える一つの解決策として、協議会全体で臨床データを取るというものです。これならば、一社の負担する金額は下がり機能性表示は現実的なものになるかもしれません。

ちゃんとしたデータを提出すれば、有利に販売ができるということは、ちゃんとしたデータが提出できなければ不利な状況に追い込まれ、売り上げが落ちます。なので、殆どの健康食品会社は、これを機にプロポリス協議会のような臨床データを提出して機能性表示を獲得する団体に加入し、機能性を表示することなるでしょう。結局、殆どの会社が機能性を表示することができるようになり、またその中で競争をするという構図になるのかもしれません。

今の時点では、こうした協議会や団体が機能性表示を実現させるための役割を果たしてくれるのは悪いことではありませんが、将来的には様々な研究がオープンな形で行われ、それを消費者が客観的に判断し、食品や健康食品を取捨選択するようになれば表示うんぬんなんてことも必要なくなるのでしょう。いわゆる消費者の食品リテラシーの向上があれば、機能性が表示してあろうかあるまいが消費者がわかっているから関係ないということです。少なくとも、その食品が持つ成分が十分多くの人に有用であることがわかれば、それが多くの人に知らしめられるべきでしょう。それにしても自己責任において広く機能性表示が謳えるとしたアメリカとは全く似て非なるものになってしまうというのはまた裏切られた感じがします。