プロポリスの色

プロポリスの色の違い

プロポリスを手に取ったとき、「思っていた色と違う」と感じたことはありませんか。プロポリスの色は、緑がかったものから濃い褐色、黄褐色、赤みを帯びたものまで実にさまざまです。なぜこれほど色に幅があるのか、そして色から何が読み取れるのかを、このページではやさしく整理してみます。

プロポリスの色はさまざま

プロポリスは、ミツバチが植物の樹脂などを集めて作り出す天然の素材です。そのため、製品によって色合いはひとつではありません。緑系、黄褐色系、褐色系、赤褐色系など、原料や産地の違いによって見た目は大きく変わります。同じ「プロポリス」という名前でも、色がまったく異なることは決して珍しくないのです。

色が変わる理由(原料植物)

色の違いを生む最も大きな要因は、ミツバチが集めてくる原料植物の種類です。プロポリスのもとになる樹脂は、その土地に生えている植物から採られます。どの植物が豊富に育っているかは産地によって異なり、植物に含まれる成分の違いがそのまま色合いの違いとして表れます。つまり、産地や季節が変われば、プロポリスの色も自然と変わってくるというわけです。

グリーンプロポリスの緑

ブラジル産でよく知られているのが、緑がかった色合いのグリーンプロポリスです。これは、ブラジル特有の「バッカリス(アレクリン・ド・カンポ)」と呼ばれる植物の若芽に由来するとされています。この植物から集められた樹脂が原料となるため、独特の緑色を帯びるのです。地域ならではの植生が、そのまま色という形で個性として現れている例といえます。

色だけで品質は判断できない

「色が濃いほど中身が濃いのでは」と思われがちですが、色の濃淡だけで品質や成分の量を見分けることはできません。色はあくまで原料植物や産地を反映したものであり、抽出に使う方法や仕上がりのプロポリスの濃度によっても見え方は変わります。たとえば同じ原料でも、薄めれば淡く、煮詰めれば濃く見えるため、見た目の色を単純な物差しにするのは適切とはいえません。

色を見るときのポイント

プロポリスを選ぶときは、色そのものに一喜一憂するのではなく、どの産地のどんな原料植物から作られたものかという背景に目を向けると、その個性を理解しやすくなります。色は「良し悪し」ではなく「素性」を映す手がかりです。緑でも褐色でも、それぞれに由来があり、産地の自然がそのまま映し出されたものだと考えると、プロポリスをより身近に感じられるはずです。

一覧へ戻る次に読む: アルテピリンC