採取時期と植生によるプロポリスの成分の違い

まあ、なんと真面目なタイトルを書いてしまったのだろうと思いながら書いていますが、以前から至るところで説明していますが、一つとして同じプロポリスは存在しません。それは、そのプロポリスが採取される場所によって、その基となる植物の植生が違いますし、また同じ場所であっても、全く同じ植物をハチが集めてくることはないですし、時期によっても植生は変化します。科学論文の宝庫、Pubmedを調べてみると、それに関する論文がありました。
Propolis from Southwest of Parana produced by selected bees: Influence of seasonality and food supplementation on antioxidant activity and phenolic profile.
これによると、同じところで採れたプロポリスでも、3,4月に採れたものの方が、5.6月に採れたものより、総フェノール値が高く、抗酸化作用が高かったと記しています。また、同じ橋で2013年に採れたものより、2015年に採れたものの方がより生理活性があり、総フェノール値が多いとも書いています。これは、その地域における季節とハチが食べているものがプロポリスの成分に大きく影響を与えているとしています。

これを踏まえてお伝えしたいのですが、当店で販売しているプロポリス製品も、ロット毎で成分、濃度にかなりの差が生ずることがあります。最近、インペリアルプロポリスカプセルタイプでも、色が全く違うというお叱りを受けましたが、これも原料のプロポリスの成分の違いによるものと思われます。そのため、当店オリジナル商品の場合、できるだけ重要な成分については日本食品分析センターで分析してもらっております。2018年2月に発売した製品についても、ホームページ上で記載しておりますが、当初の分析値は1日のおススメ3粒中、アルテピリンC28.8mg、ケルセチン0.11mgに対し、アルテピリンC23.4mg、ケルセチン0.10mgでした。
まあ、これだとアルテピリンCが18%も少ないではないかとお叱りを受けてもしかたないのですが、ほぼ同じ場所で同じ人が採取していてもこれだけの違いが出てしまうという、自然食品の特徴のひとつとして受け入れていただくしかありません。

ただ、当店としても、数値が低い安いものをあえて選んで製造しているわけではないので、これ以上数値が落ちるようでしたら、原料の仕入先を変えるなどの対策は講ずるつもりです。常に良質のものをご提供する気持ちに変わりはありませんので、どんどんダメなものはやめて、よいものを取り入れていきたいと思います。