プロポリスシャンプーを作る

プロポリスシャンプーで、脱毛が減る、育毛できる?

プロポリスは健康食品の代表格ですが、プロポリスは食品だけでなく、石鹸やシャンプーなどコスメにもよく使われています。特にシャンプーとしては、抜け毛が減る、髪を強くする、育毛効果があるなど、効果を謳った商品が氾濫していますが、それはさておき、学術論文でもマウスの背中を剃った後にプロポリスを塗布したら毛が生えたという報告もあります。

プロポリスシャンプーを作ろう!

プロポリスシャンプー

プロポリスシャンプー

色々な人が色々な立場でものを書きますから、本当の効果の程はよくわかりませんが、手っ取り早いのは自分でプロポリスシャンプーを作って試してみることです。ということで、ということで、いつものようにFAOのプロポリスを使ったコスメレシピを見てみたのですが、ちょっと残念なことが書いてありました。FAOのプロポリスレシピを見てみると、その材料にアルキル硫酸塩と書かれていました。これは界面活性剤のことです。界面活性剤は、確かに水と油を混ぜる重要な役割を果たす乳化剤ですが、これが頭皮に何年も塗布することが体にいいのか悪いのか、短い間での試験では問題なしと言われていますが、実際は数十年も使うものですので、その悪影響がどれだけのものかわかっていないのです。さらに言えば、口から入ったものは腐っていれば吐いたり、お腹が痛くなったりして拒絶反応を示しますが、皮膚というものはそのまま体内に吸収されるので、体に悪いものでも吸収してしまい、ダメージをもろに受けると言われています。特に界面活性剤は、体のホルモンバランスを壊したり、頭皮に作られる薄い油脂によるバリア機能を破壊して頭皮の新陳代謝を衰えさせるとも言われています。なので、今回ばかりはFAOに書かれているレシピでプロポリスシャンプーを作ることを断念しました。

既存のシャンプーを使ってプロポリスシャンプーを作る

それでも、FAOの資料によると、薄められたアルコール(25%未満)またはグリコールを調合したプロポリス抽出液は、多くの市販のシャンプーと混ぜ合わせることができると書いてありました。但し、シャンプーの材料によっては、混ぜ合わせた後、粘り気が出るものもあるとのことです。
ですから、日ごろ自分が使っている安心なシャンプー、または自然にやさしいシャンプーに混ぜて使ってみましょう。

配合だけは、FAOのレシピを基準にしますと、

シャンプー97% 対 プロポリス抽出液3%程度です。

この場合、プロポリス抽出液のアルコールは25%以下と書かれているので、分離や過度の粘りつきなどがなくなるように調整が必要かと思われます。育毛効果だけでなく、しっとりつやつやなどの評価もよく見られるプロポリスシャンプー、皆さんも試してみてはいかがでしょうか?

参考文献:Stimulatory Effect of Brazilian Propolis on Hair Growth through Proliferation of Keratinocytes in Mice (Journal of Agricultural and Food Chemistry) http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/jf503184s
(2015年7月22日アクセス)

VALUE-ADDED PRODUCTS FROM BEEKEEPING (by FAO) http://www.fao.org/docrep/w0076e/w0076e15.htm#5.16.6
(2015年7月22日アクセス)