ブラジル食肉不正事件のプロポリスへのトホホな影響

ブラジル産鶏肉による影響は広い

“FreeImages.com/Przemyslaw Kucinski.”

3月に発覚したブラジル食肉不正事件は、多くの大手食肉企業が賄賂によって検査を免れたことにより、衛生基準に満たない肉が流通していたことが発覚しました。ブラジルは食肉の輸出大国のためこの影響は世界に及び、この事件発覚後、欧州や中国、日本もブラジル産の食肉の一部ないしは全部の輸入禁止措置を取るという事態に至りました。(日本では、不正を働いた21の食品会社からの食肉は一切輸入禁止)

さらに、不正を働いていた21の食品工場会社のうち、2社がはちみつ、プロポリスを輸出していたため、日本の厚生労働省は、この工場からのはちみつ、プロポリスを輸入禁止するだけでなく、当面ブラジルからのはちみつ、プロポリスは全て、検疫所で官能検査を行うことととしました。当店はこれらの不正を行った2社からプロポリスを輸入しておりませんので、全く無関係と思っておりましたが、なんともまあとばっちりを食らってしまった感があります。

安全には安全を期するという厚生労働省の考え方はわからないではないのですが、この官能検査には輸入品の一部、500gをサンプリングして検査するというもので、プロポリス販売業者としては、500g=30mlプロポリス約17本分を抜き取られるのはかなりのダメージです。さらには、通常の自主検査(1年に1度政府に認可された食品分析機関で指定された成分についてのチェックをする)を受けなければならない輸入品に至っては、ここでも500g採取されるので、合計1Kg=30mlプロポリス約34本分も採取されるという、なんともトホホな状況に陥っております。そもそもプロポリスはウィルスには滅法強いので、サルモネラ菌なんぞいたらたちまち死滅させることができる代物だと思うのですが、そうした説明もお役人には通じないんだろうなと思いながら、一日も早くこの措置が解除されることを望むばかりです。

この官能検査により、輸入品の入手までの時間が長くなる可能性が高くなりましたので、在庫切れ商品がなかなか入荷できないことも予想されます。お客様にはできるだけそうした影響がないように対処しますが、そうした事情が背景にあることを何卒ご了解いただきたく宜しくお願いいたします。

尚、厚生労働省からの通知は以下でご覧いただくことができます。ご参考までにお読みください。
ブラジルでの食肉の不正事件について(平成29年3月31日)
ブラジル産鶏肉等の取扱いについて(平成29年3月24日)
また、ブログ投稿後の厚生労働省の最新通知はこちらでご覧いただけます。